荒々しさと静けさの相反するふたつの面。横山拓也「五寸皿」

荒々しさと静けさの相反するふたつの面。横山拓也「五寸皿」

岐阜県・多治見市で作陶する横山拓也(よこやま・たくや)さん。横山さんが作る作品には、思わずじいっと魅入ってしまう表情の美があります。煎茶との時間に是非使っていただきたいと思い、今回煎茶堂東京でのお取扱いが実現しました。

作家の個人ではなく作品を見て欲しいと話す横山さん。今回は、「五寸皿」の魅力とおすすめの使い方をご紹介します。


販売開始:2022年5月4日(水)11時

荒々しさと静けさの相反するふたつの面

青白い粉引きに、ひび割れたような表面の「五寸皿」。この器に、何か底知れない魅力を感じた人は、皆さん何かそれぞれ共通点があるかもしれません。

それほどに、横山さんの器はそこにあるだけで不思議な存在感を放っているように感じます。

「意味づけをすり抜けて匿名でいることが魅力的」とおっしゃっていたのが印象的な横山さん。

素材や制作背景をなるべくフラットにして、作品だけを見て琴線に触れた人が色々と想像してくれたら嬉しいと話します。かくいう私も、横山さんの器の美しさに心を奪われた一人。

横山さんが作る作品には、荒々しさと静けさの相反するふたつの面を感じます。普段は見えない裏側にも、壮大な景色が。横山さんの作品は隅から隅まで味濃く楽しむことができますよ。

とある秋の日、撮影でよく行く街の和菓子屋さんの前を通ると新しいお菓子が。家に帰ってお茶と一緒に食べようと思って、「五寸皿」に盛り付けました。

和菓子の雰囲気がぴったり合って、なんだかお店で食べてるみたい。ちょっと背筋を伸ばして、お茶を飲もうという気持ちになりました。

厳かな印象を感じる横山さんの器ですが、高台があるのでコンポート台っぽく使うのもお洒落。

ビクトリアンケーキと紅茶も、シックな器を使うと大人の嗜み感がぐっと増します。

横山さんの作品には、空気が涼やかになるようなエッジの効いた印象を持ちますが、合わせるお菓子次第で空気感が変わります。でも、器の存在感がどっしりしているから、どんな組み合わせでもバランスが良くなりますよ。


販売開始:2022年5月4日(水)11時

スタイリング:
フードスタイリスト・鈴木愛

2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。​最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday

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